2011年2月6日日曜日
国際競争から逃げた日本の農業・・・・・その結果は?
いま 懸案となっている
「TPP」(Trans-Pacific Partnership・・・・・環太平洋戦略的経済連携協定)
への参加・不参加で意見が対立しています
たとえば 輸出する側からすれば相手国の関税が無くなれば輸出しやすくなり賛成しますが 輸入する側からすれば安く輸入出来ることになります
日本が輸入する側としては2っの意味があって
・安く輸入できるので消費者のメリットは大きい
・そのために日本の産業に与える影響が大きい
特に農業の打撃が大きい
のです
農業関係者の選挙の時の票への期待は大きく 政治家としてはそう簡単には賛成出来ないでしょう
しかし 大局的に見ていなかったのは政治家の責任です
農業関係はすべてが「受け身」だったのです
・外国から安い農産物が輸入されると 国内の農業は潰れる
・農業製品によっては 関税が1000%にもなるものさえあります
とにかく 負け犬根性だったのです
一方 自動車や家電製品・カメラなど積極的に輸出している業界もあります
絞った雑巾をさらに絞ってコストの削減に苦労をしているわけです
「官から民へ」
農業もこれが必要なのです
議員や官僚におんぶしてしまったツケがここに出てきてしまったのです
「民」に任せておけば 今頃は農産物の輸出で稼いでいたかも知れません
美味しく・安全で・新鮮な・そして魅力的な日本の農産物の輸入を希望している国は多いですよ
いまこそ 積極攻勢が必要なのではないでしょうか?