生まれて育った江東区は 現在ではもう水害のニュースがありませんが 江東0メートル地帯と呼ばれておりました
東京湾と江東区の陸地の堺 つまり堤防の上に立って眺めてみると 東京湾の水位と陸に建っている家の1階の屋根のテッペンの高さが同じなのです
だから 昔は堤防の強度が低く よく決壊しました
つまり 東京湾の海水がなだれ込んで来たわけです
床上浸水なんて 日常茶飯事
台風の季節は水害の季節でもありました
当時は 排水の設備も充分ではなく 堤防の土手に消防車がズラリと並んで そのポンプで排水です
当然 時間がかかり水の上の生活を余儀なくされました
現在では 海面下の国のオランダ以上に堤防がしっかりしていて 水害の話は聞きません
異常気象で 他の地方が水害にあわれており お見舞い申し上げます