2009年8月8日土曜日

終戦後の食事事情-1

小学校に上がるころでしたが 食べるものが少なく 食欲旺盛な時代に「自給自足」の生活を強いられました

なにしろ 食べるものが無く ましてや家族も多く ひもじい思いをしたものです

そこで 小さい子供ながらも 食事のおかずを取りに出かけました
江東区の亀戸から 今のディズニーランドぐらいを歩いて行って はまぐりやアサリ しじみなどを取ってきました

そうかといって おかずを作るのではなく 味噌汁の具にしたものを取り出し 醤油につけておかずにしました
具もおかずになりましたが 醤油もご飯にしみついて それでご飯が食べられました

しじみなんて 小さくてもすべて中味を取り出して食べたものです

食べたあとは はまぐりなどの蝶つがいのところに 穴を開けてそこから息を吹き込むと ブーッという音がでて 楽器になり遊んだものです

いまは 便利になりました
ただ それが良いのかどうかはわかりませんが