2010年7月30日金曜日

ロシアの名産品-2


在職中に 輸出の担当者からの苦労話をよく聞いたものです


当時は 担当地区が次のように分かれていて
 ・第1地域・・・・・・・・・・北米地域
 ・第2地域・・・・・・・・・・西ヨーロッパ地域
 ・第3地域・・・・・・・・・・その他の地域

その担当者は 第3地域の担当でした

担当地区の面積は広大で
 ・南米
 ・アジア
 ・アフリカ
 ・東ヨーロッパからソ連まで
で 全体の80%はあったのではないでしょうか?

その担当者が 当時のソ連に対して輸出の交渉をするわけですが 成立の条件としてバーター(交換条件)があり 同額程度のソ連製品を買わされたのです

最初のうちは 市場の開拓として上層部の許可をもらって このような取引をしておりました

だから その担当者が帰ってくると いつもソ連製のものが社員に配られます
 ・日用品
 ・電化製品
 ・木工品
などなど

ある時に 配られたのが「電気ポット」でした

ところが 使えません
 ・コンセントの形状が違う
 ・電圧が違う

やっとの思いで使えるように改造しましたが
 ・働かない
 ・働いても すぐにダメになる

それ以来は もらっても「飾り」の役目のみ
外観は なにか外国風で情緒があり 飾りとしては使えましたので

いまの ソ連製(ロシア製)はどうなのでしょうかね?