2010年7月26日月曜日
中間管理職
いま 人気の高いTVドラマ「龍馬伝」を見ていて感じるのですが 幕末から明治維新にかけて活躍した人たちは そのほとんどがいまで言う「中間管理職」でした
それぞれの方々の当時の肩書きは
「坂本龍馬」
・土佐藩の下士で いわば上に上がれる立場ではない
(今で言うキャリアではない)
・脱藩者
「西郷隆盛(吉之助)」
・薩摩藩の下級藩士
・倒幕軍の指揮をとる
・江戸城開城で勝海舟と会談
「桂小五郎(木戸孝允)」
・長州藩士
・西郷隆盛との薩長連合で倒幕運動に参加
「勝海舟(麟太郎)」
・幕臣
・咸臨丸に乗ってアメリカに渡る
・海軍奉行
・西郷隆盛と江戸城無血開城に尽力
などなど
いわゆる「キャリア」で将来を約束された人はいないわけで しがない中間管理職といったところか?
その人たちが なぜあのような大きな仕事をなしえたのか?
それは「使命感」だと思えるのです
・このままでは 日本の将来はない
・列強の先進諸国の植民地になる
それは 現実を知ったからだと思います
「井戸中の蛙」
だったら そうは行きません
商売もそうです
・目に見える現実しか知らない人が多い
・声なき声を知って先手を打つ
氷山で言えば
・海の上に見える氷山は 誰でも同じに見えます
・海の下の氷山は 見えない人もいるし想像を働かして見えるよう になる人もいる
つまり 見えていない先を読む!
これですよ