2010年8月19日木曜日
一字違うと・・・・・・
一字違うと 解釈が逆な事が多いですね
たとえば
・貴殿
・貴方
・貴君
などですが これはほぼ同じ意味です
まったく違うのが
・貴様
です
一番丁寧な言い方に思えるのですが でも「このヤロー!」的な使い方です
ところが 手紙の宛先に使う「様」と「殿」では 違うのです
「様」は目上の人あてに使います
・昔は将軍を上様 大名を殿様 と称しておりました
「殿」は目下の人あてに使います
・よく戦国ドラマなどで 太閤の豊臣秀吉が配下の大名を呼ぶとき
に 「何々殿」と称しておりました
「先生」という使い方もあります
・教師 医師 弁護士などでしょうか
・議員を先生と呼ぶのは どうかとも思いますが
以前に亡父が「勲章」を授与されましたが そこに記されているのは
「日本国天皇は◎◎◎に勲◎等に叙し ◎◎章を授与する」
◎◎◎は亡父の名前ですが 文面の途中にあって様も殿もありません
普通の賞状のように 授与する相手に敬意を表している意味ではないようです
「大日本国璽」として 中央に10cm角の大きい朱印がおされており やはり格式が感じられます