2010年9月24日金曜日
愛社精神
昨日の銀行の行員さんは 別の意味で愛社精神なのでしょうね
自分の勤める会社の口座しか使わない という愛社精神です
それはそれで結構なのですが
在職中に 若い社員に
「自宅のテレビは どこのメーカーのテレビか?」
と 聞きましたら
「自宅の電化製品は すべて我が社の製品です」
そこには「愛社精神」を訴えたかったのでしょうね
そこで 言いました
・それは 間違っている
・愛社精神だと思っているのだろうけれども そうであれば他社製品 を買うことだ
・他社製品の売れているモデルを買って研究せよ
・なぜ 売れているのか?
・なにか 欠点はないのか?
・そのレポートをまとめて 開発部門にフィードバックするのが愛社 精神だよ
実際は 社内にそういう専門部門があるから そちらの方が的確にやっているだろうけれども
・毎日使っている奥さん
・子供達
・家の構造
などのデーターも重要なのですよ
そのような フィールドデーターは
・現在のものの 特長や欠点などの把握も重要だけれども
・こんなのがあったら良いのにな~
の方が もっと重要なのです
専門家が 会議で出してくるようなアイディアに ろくなものはありません
「最先端」と「最末端」の融合が大切なのですよ