2010年8月5日木曜日

NHKの時報とオクターブ


以前にNHKが 午前午後とも7時と0時に時報を流しておりました


・時計の針が表示されて
・ポッ ポッ ポッ ポーン
でした

この
 ・ポッ ポッ ポッ が周波数でいうと 440Hzで
 ・ポーンが 880Hz
です

ピアノの鍵盤でいうとほぼ真ん中の「ラ」が 440Hzで その右の白い鍵盤の7番目の「ラ」が 880Hzです

学校の音楽の時代には「ド」と次の「ド」が 1オクターブだと教えられました
(この時報も同じ意味のオクターブで 2倍または1/2の周波数のことです)


これからの日記で「12dB/oct.」などと表現しますが(oct.はオクターブの略)
つまり「12dB/oct.」とは
現在よりも2倍(または1/2倍)の周波数において 12dBつまり4倍(または1/4)のレベルになるということです

これを よく覚えておいてください

でも 最近はこの「ポッ ポッ ポッ ポーン」が聞こえてきませんね
(アナログのラジオを聴いておりませんので そちらは不明ですが)

それは
テレビ放送が
 ・デジタル
 ・ハイビジョン
になり 情報量が極端に大きくなったために
 ・放送局からは 圧縮された電波が送られ
 ・受信機では それを解凍しており
 ・また 地方への中継もあって
その処理に時間がかかるために 正確な時刻を表示できなくなったためらしいのです

電波時計を装備してテレビに表示されるようになるかも知れません